支障木の突板 – 難材のシェアプロジェクト

曲がりや倒木などで、木工産業からはじかれた材。
その難材の魅力をシェアするプロジェクト。

 

気候変動や異常気象、甚大化する台風に、地質、山の管理。
木々の生育環境は変わっていて、原木も変化しています。

また、木材産業は「均一であること」を求め
不均質は難材としてチップ
もしくは廃棄などの処理をされている側面があります。

iwakaguではこの難材を薄くスライスし
木工品のマテリアルとして使用していきます。

人が暮らしたことで一片を担った限りある木々を
個性ある魅力材として、活かせるように。

山が近い静岡には小径や反り・運搬コストなど、多くの流通できない難材があり、
まずは「難材の突板加工」を行う継続できる仕組みをつくりました。
木こり・製材・突板・木工と小さなチームを結成し、月日を重ねるごとに結束を増しております。

しかし、まだまだ里山には問題が山積みです。
問題を前向きに解決するために、木工文化やものづくりの考えを深め、継承していきたいと思っています。